神前結婚式について
フォーカスされている神前結婚式
伝統の感じられる神社によって行われる結婚式として、神前結婚式というものがあります。
落ち着いた雰囲気の中、ご神前にて夫婦として結ばれることを誓う神前式には、日本を象徴する伝統的な美しさが感じられます。
ここ最近その魅力がフォーカスされ、神前式を考えるカップルが現れてきました。
日本人には成人式や七五三、そしてお宮参りといった様々な人生の節目において神社で行うという習慣が昔からあります。
結婚式をきっかけに、式をあげた神社に出産の報告であったり初詣といったことで足を運ぶ夫婦も意外にいます。
長いスパンでご縁を感じられるのも、神前結婚式の大きな魅力ではないでしょうか。
今のような神前式の形はというと、1900年に大正天皇のご婚儀に大きく影響され、世間に知られていきました。
それより前の結婚式は、自宅の床の間に縁起物であったり神様の掛け軸などを飾り付け、それを前にして夫婦の誓いのやりとりをするというものでした。